■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
37.参考図書「ハーバードビジネスレビュー:マネジャーの教科書」
組織管理や人材マネジメントに対する興味が強い方ですので(危機感が強いとも言いますが)、それ系の授業は多めに取っています。その流れで個人的にも何か読もうと思い、定価で(笑)買ってみました。
ハーバードビジネスレビュー自体も初めてで、以前から良いよと聞いてはいたのですが何故か今まで読む機会がありませんでした。
感想ですが、ちょっと期待とは違いました。期待していたのは、理論に関する事が書いてあって、それが基礎。そこからこんな時はこんな風に、この理論はこう使って・・・みたいな感じなのですが、実際は理論は出てこないでふわっと有名な方が書いてる内容です。
あまりカッチリしていないので、一般のビジネス書としては良いかもしれませんが、んー、微妙というのが正直なところです。ハーバードビジネスレビューは小さい本屋さんには売っていませんので、大きい本屋でちゃんと中身を見てから買おうと思いました。
マネジャーとしてどんなスタンスでいたら良いのか?、どんな面談が良いのか?どんな時に何を伝えたら良いのか?なんかは書いてあるのですが、何しろ理論が書いていないので、根拠は?ってなります。これを参考に人的資源管理のレポートを書くのは無理そうな感じです。
■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
36.プレゼンの技術
MBAの授業では、成果物として色々なものを提出したり発表したりします。その多くはレポートで、その文字数は結構なものです。3000字位のレポートだと大きなストレスなく書けるようになるのですが、その代わりそれ位のレポートだと毎週の提出を義務付けられたりする事もあります。それが6000-7000字位になると結構グッときます。。。
文献を読んで調べてまとめて自分の意見を考えてって作業も沢山必要になってきますし、それらをする為に時間のマネジメントも必要になります。速読できるようになっとけば良かった・・・って20回は思います。速読!これができるとだいぶ違うようです。
で、レポート以外の成果物としてはグループワークの発表などもありますが、いずれにしても読み手や聞き手に対するアプローチを考えないといけません。私は最初、レポートを論文の様な形式で書いていました。目的・方法・対象って、それはそれで良いのかもしれませんが、企業人の学友のレポートを見て衝撃を受けました。フォントや色や構成を駆使して、読み手に何をどのように伝えたいかを考えて作られていました。それは論文とは違っていて、パッとみた時の興味のフォーカスを誘導していました。
・・・早速マネしました。成長の第一歩は物真似からと聞いた気がする通りに色々駆使してみたレポートを、初期の自分のレポートと比較してみると、全然違いました。あー、これは医療人にはない技術だなーと感じました。
また、プレゼンも違いました。プレゼンで仕事の成果が決まる企業の方は、やっぱり違います。抑揚、視線、身体の動きなど、これも考えられたものでした。学会発表のように一か所で話すのとは全然違います。
みなさん、伝える技術を学びましょう。
■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
- 参考図書「イノベーション・シンキング」
前回、「ポール・スローンの結果を出せるリーダーのイノベーション思考法」が良い感じだったので、またポール・スローンを買ってみました。今度はもっと直球のタイトルです。
ものには、それぞれに存在する理由があります。また、それと同様に取り巻く環境や所属する属性もあります。例えばパソコンだと、インターネットをするため、文書を作るため、計算するためとか色々です。そして、電源がないと動かない、ネット環境がないと、ディスプレイがないと・・・や、部屋の中にある、目を使うなども関連します。そのルール、環境、属性などを本当にそうなの?って思う事が大切なんだそうです。そのルール、いる?って具合です。
ディスプレイってほんとにいる?って思うと、いらないかもしれないですね。ネット環境っている?ってなった場合、常時いる訳じゃないってなるかもしれません。
そういう風に、物事の切り口をよく考えて変えてみる事が大切と書いてあります。内容的には奇抜な事が書いてある訳ではありません。非常にロジカルに書いてあるなと思いましたし、才能が大きく影響する訳でもなさそうです。ただし、深く考える習慣は必要かと思いました。そう思うと、googleの20%ルールって非常に大切な施策なんだなと感じています。
イノベーティブな人を目指します。
■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
34.専門実践教育訓練給付金、給付。そして学費以外のお金。
先日、第一回目の給付がありました。MBAでは学費以外に教科書代、参考図書代、交通費などの経費が掛かりますので、給付金は非常に大切です。取締役は失業保険に入ってないので給付されなかったり、単位の取得状況で減額されたりといった事もありますので、注意が必要です。
公務員も失業保険に入っていないので給付されないようですが、詳細はハローワークへ問い合わせた方が良いです。
申請にはハローワークへ行く必要があったりもしますが、それ位の手間は気にならない位に有り難い事で、行きますし書類書きます!ってテンションで手続きが終わりました。手続きに際しては期限もあるのですが、そこはちゃんと案内が来ましたので、何の問題もなく無事給付して頂けました。
学費以外のお金ですが、教科書と参考図書代が結構かかります。半期で3-4万円くらいでした。図書館で借りる人もいるのですが、私はMBAで使われている本なので後でも使えるはず!だから残しておきたい!って事で全部購入です。ただしamazonで。中古で50円の本に257円の送料って・・・となる時もありますが、それってMBAあるあるらしいです。
そして注意です。ケーススタディの資料については、無料で手に入る方法があったりします(もちろん合法)。そこは同級生ネットワークを使ってみた方が良いかもしれませんね。
■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
33.コメディカルのモチベーション
マネジメントの対象がヒト・モノ・カネ・情報ですので、MBAで学ぶ事の一つには、当然ヒトがあります。じゃあヒトのマネジメントにはどんな種類があるんでしょうか。
ヒトをマネジメントする場合の対象は、個人と組織になります。個人をどのようにモチベートするか、組織をどのように活性化させるか。。。といったところが焦点になります。
これがなかなか難しい。
一般企業に勤めている方のモチベーションの大きな部分に、給料があるように感じています。それに比べて医療従事者は、何ができるかといった仕事の中身を重視する傾向が強いです。こう書くと、医療従事者は意識高い系の様に感じますし、私もそう思う部分もありました。ですが、そうでしょうか?意識が高いから仕事の中身を重視するんでしょうか。
最近思う事ですが、そうでもないように感じます。
まず、よっぽどの大企業で有名か情報をオープンにしていなければ、一般企業の仕事の中身なんてなかなか分からないんじゃないでしょうか。それに比べて医療業界では、論文や学会発表なんかで、各病院の診療の中身や種類が結構分かったりします。また、横の繋がりもできます。だから、個人の選択理由が増えやすい。そして、お金で選ぶって発想はしにくかったりします。
また、医療は法律による規制が厳しいので、自由競争ではないです。今後はそうでもないですが。
なので、給料もそう大きく変わらない場合も多いのです。なので、結果的に勤務先選びの選択肢について、給料の順位が低くなるのかなと思います。
ですが、私はもっと私達の給料には差がついて良いのかもしれないと思っています。
■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
32.人はリソース
経営資源として挙げられるものと言えば、ヒト・モノ・カネですが、今はこれに情報が加わっています。他には知恵が加わる事もあるようです。
モノやカネについての学ぶ場といえば、経営学や会計学を基本として、マーケティングなども含まれます。
それに対してヒトについては、組織論や人的資源管理などになります。組織のマネジメントについて課題を持っている私としては、このあたりも強い興味を持って学びたいと考えています。
離職率が1%下がると、製造業では営業利益が2-3%改善されるというデータがあるようです。これって衝撃的じゃないですか?営業利益2-3%ってものすごい数字です。また、如何に優秀な人材を集めるかはサービス業にとっても重要な課題であり、私の所属する部署では採用活動についても課題がありますので、やっぱりどうやってヒトをマネジメントするかは大事です。
ただし、専門職の組織マネジメントはなかなか難しいようです。その理由としては、専門職は一般に組織に対するロイヤリティが低く、組織に対する貢献度を自分の行動指標として持ちづらいようです。なぜでしょうか。
専門職と言えば、私達病院の医療専門職もありますが、その他にも製造メーカーの基礎系研究職なども該当します。これらの人達は、職場の外のルールや価値観に大きく依存されます。例えば、学会での業績などです。行動規範についても、○○学会のガイドラインが・・・といった所を考慮して動きます。ですので、外の価値観と中の価値観のバランスをどうやって上手くとっていくかがマネジメントの要点になるように感じています。
やりたい仕事をやれればそれで良し!なんて人はいませんか?その人達に、組織への貢献度を理解してもらいましょう。じゃないと給料が出せません
■
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
31.参考図書「ポール・スローンの結果を出せるリーダーのイノベーション思考法」
イノベーション思考法について学びたくて買いました。前述した「デザイン思考が世界を変える」があまりフレームワークについて触れていない本だったので、応用が苦手な私はついつい簡単に何かを手に入れる事ができる方へ吸い寄せられるようです。
この本で書いてある事は主に2つです。ひとつめは、イノベーションを起こすための思考法で、もうひとつは、イノベーションを起こせるようなチームの作り方です。
全体的な流れとしては、私のニーズを満たせるものでした。ポール・スローンの他の本も読みたくなる位、本自体も読みやすく重要な点がまとめてあったりもするので、良い本と言えるのではないでしょうか。
前回に書いた通り、私のイノベーションのイメージは「天才によるもの」でしたが、やはりそれは違うようです。イノベーションを起こすための段取りや手順、チームの作り方などは、「あぁ確かに」と思える位にロジカルで奇想天外なものではなさそうです。発想を生み出すための自分の考え方やチームの作り方の基本は、「丁寧に、ロジカルに」なんだなと思いました。
ただ、これは想像ですが、それを通常業務の中に埋もれさせずにしっかりとやり切る事を徹底し、振り返ると途中から適当になってしまったなとならないようにする、その仕組みを作る事が大事そうです。