医療×臨床×MBA -臨床からMBAを取得する!本音のブログ-

臨床家にとってのMBAの意味や効果など、実体験からお伝えしていきます。少しでも参考になれば嬉しいです。

1.キャリアの構築

 数年前に、2025年問題について知りました。その時に聞いた人には、こんな事も知らないの?と言われました。

 

それまでの私は純粋な臨床に関する事(例えば救命率とか)には興味がありましたが、所謂職能団体的な活動からはなんとなく遠ざかっていました。自分の時間と労力は有限で、あれもこれもはできないと考えていた事と、単純に仕事上では臨床以外に興味がなかったからです。

 

 

 ですが、その一方でビジネスに関する事にはプライベートで昔から興味がありました。

 

缶ビールの缶の原材料がいくらで、それを10円減らす事にどれだけ苦労したかなんて話を読む事は好きでしたし、あそこがあそこをM&Aしたなんて話も好きでした。新聞は日経で、日経ビジネスを定期購読していました。

 

ですが、完全にただ好きだから読んでいるだけのものでした。

 

 

 そんな私は、2025年問題を聞いた時には衝撃を受けました。自分のアンテナが低かった事に対してです。そして、これからの方向性をちゃんと考えないといけないと思いました。

 

 

 ただ、それまでも大学院へ進む事を考えた事はあったのですが、

 

①費用対効果が不明な割に割と高額になる②そんな時間を捻出する余裕が職場にない。

 

③エネルギーがないの3つの理由で進学を考えていませんでした。