医療×臨床×MBA -臨床からMBAを取得する!本音のブログ-

臨床家にとってのMBAの意味や効果など、実体験からお伝えしていきます。少しでも参考になれば嬉しいです。

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29.ドメイン

 

 

 授業の中で、事業ドメインについて学びます。ドメインとは、何を、誰に、どのようにして提供するかを定義する事です。

 

 

 私達医療従事者がパッと思いつくものとしては、病める患者に質の高い医療を提供する事だと思いがちですが、それで事業ドメイン完成!とはいきません。MBAでは論理的に深く考える事が求められますので、簡単に思いつく事を解にする事はなく、また実際の現場でも、それは間違っていると思います。

 

 

 では、なぜ医療にもちゃんとした事業ドメインの設定が必要なのでしょうか。医療業界もご多分に漏れず、競争が激しくなっています。一昔前のように、何もせずに患者が来てくれる時代は終わり、情報化社会では患者や家族は確度の高い情報を集められるようになりました。

 

 

 その中では、○○病院は○○の手術が得意で成績もよく、○○なサービスもあるみたい・・・といった情報を得る事も可能です。

 

また、いざ行ってみると以前に行った××よりも、こんな所で良いサービスがって事もあります。分かりやすい案内、個人情報に配慮した外来、気持ちの良い対応、良質な医療・・・それらを来院する方は厳しく見て、比較し評価しています。

 

とするならば、私達は、患者に対して何ができるのか、何をしないといけないかを真剣に考えなくてはいけません。

 

じゃあ、まず何から考えるのか?それが事業ドメインです。自院の特徴やリソースによりドメインを定義し、そこから戦略を作っていきます。逆にドメインがないと、強みを生かせなかったり、何でもありそうでニーズを満たすものは何もない・・・といった事になります。

 

 

 皆さんの病院は、事業ドメインがありますか?機能評価用の詳細は説明できない理念だけしかないなんて事はないでしょうか?

 

 

 もしなければ、ビジネススクールに行く必要があるかもしれません。